和装ブラのおすすめ代用品と口コミ。着物や浴衣を着るときのブラジャーは、しまむらやユニクロのプチプラでも大丈夫！

「着物の時は和装ブラが絶対必要なの？」「たまにしか着物を着ない。わざわざ和装ブラを買うのもなぁ…」

着物を着る機会が少なくなった現代、和装用のブラについて、買うかどうか迷っている方は多いと思います。

そこでこの記事では、和装ブラの役割を解説し、和装ブラの代わりに使える代用品を紹介しています。

和装ブラとは何かを理解した上で、ご自分の状況に合わせて和装ブラか代用品かを選びましょう。

着物や浴衣を着るときの「和装ブラ」とは

和装ブラとは、着物用のブラジャーのこと。

着物を美しく見せるためには寸胴体型に近づけることが重要です。そのために、着付けのときには、胸をおさえつけたり、腰にタオルをあてたりといった補正を行います。

そんな補正に便利なのが和装ブラ。

和装ブラには、胸のふくらみをなだらかにし凹凸を減らす役割があります。付けるだけで胸まわりの補正をしてくれる、便利アイテムなんです。

下着メーカーや和装メーカーが展開している和装ブラは、スポーツブラのようなものから、肌着と裾除け一体型のものまで種類が豊富。

価格帯も3,000円～15,000円と、プチプラからこだわりの一品まで実にさまざまです。

普通のブラジャーとの違いは、胸をどのように見せる設計かという点にあります。

普通のブラジャーは胸を立体的に見せるように設計されている一方、和装ブラは胸をできるだけフラットになるように設計されています。ブラジャーとしての目的そのものが違うのです。

和装ブラは絶対必要？補正のための便利アイテムとして使おう

（画像引用：CESTMOI公式サイト）

和装ブラは胸周りの補正を行うものですが、必須というわけではありません。

ようは胸の凹凸がなくなればいいので、和装ブラでなくてもかまわないのです。

ただし和装ブラは着物用というだけあって、着付けの際に便利な工夫がされていたり、着物を着るのに適した体型になるよう調整されていたりします。

補正がきちんとできていればその分着崩れも少なく、きれいな着姿を保つことができます。

つまり着物を着る機会が多い人ほど必須になるアイテムということですね。

和装をあまりしない…という人は、手に入れやすい代用品でもOK

着物を着る機会が少ない場合には、わざわざ和装ブラを買うか躊躇してしまうますよね。そのような場合には、和装ブラを他のもので代用するという方法をおすすめします。

和装ブラを持ってないから普段使っているブラジャーでいいか、というのはアウトです。

ブラのなかにも和装に向き不向きがあるので、代用品を使う際は以下のポイントを確認しましょう。

代用品になる条件としては、下着のラインが着物にひびかないことが基本。

したがって、ワイヤーのような硬いものや、チャームといった飾りは不向きです。特にワイヤーは帯で押さえたときに体に擦れて痛くなってしまうことも考えられます。カップやパッドも胸のふくらみを強調してしまうので、ないほうがベター。

肩ひもも細めより太めの方がひびきにくいです。もし結婚式などで和装の後ドレスに着替えるなどという場合は、跡が残らないよう肩紐にも気を配りたいですね。

代用品のメリットは、和装の時だけでなく普段使いも可能なこと、安価で手に入れやすいことなどが挙げられます。

デメリットは、補正効果がやはり和装ブラよりは劣ることです。そのため胸の大きめな人は専用の和装ブラの方が安心できるでしょう。

和装する機会が少なく、補正もそこまでこだわらない方には、代用品で十分満足できるでしょう。

和装ブラの代用品として使えるおすすめアイテムと口コミ

ここでは、和装ブラの代用品として使える、具体的な商品を紹介します。

それぞれの特徴を押さえて、用途や状況に合わせた代用品を探してみてください。

しまむら「らくうすシェイプ」が安くて人気！

（画像引用：しまむら公式サイト）

とにかく安く入手したい場合は、しまむら「らくうすシェイプ」シリーズの「サポートハーフトップブラ」がおすすめ。

価格は780円(税込)とダントツの安さで、気軽に試すことができます。

カップの取り出し可能なので、和装にはカップを外して普段使いにはカップを付けて…と使い分けることも簡単です。

背中と胸元は広くあいており、衿から見えることがない安心設計です。ただ、脇がやや詰まっているので、身八ツ口からは見えてしまうことも。この点は、着物と色を合わせたり、腕を高くあげないといった所作に気を付けたりすれば問題ないでしょう。

楽な着心地、涼しく蒸れないというのは和装には嬉しいポイントです。

また、お腹まで覆ってくれる「タンクトップ」の商品展開もあります。こちらは冬場の寒さ対策アイテムとしても使えそうですね。

ユニクロ「ワイヤレスブラ（リラックス）」は手軽に手に入れられて便利

（画像引用：ユニクロ公式サイト）

着心地が良いことに定評のあるユニクロの「ワイヤレスブラ（リラックス）」。2,189円(税込)とお手頃価格なのも嬉しいところ。

締め付け感が少なく、快適に着れるのがおすすめポイントです。

さらに縫い目のないシームレスなブラなので着物にひびきにくく、胸元や背中がすっきりとしたデザインなので衿元からのぞかない点も着物にぴったりです。

着物に慣れていない人にとって、着物の締め付け感は苦しいですよね。その場合は着心地を重視したユニクロのワイヤレスブラが良いでしょう。

ちなみにお腹まで隠したタイプの「エアリズムブラタンクトップ」は1,419円(税込)。汗をかきやすいお腹まわりにフィットして汗を吸い取り、着物を汗から守ってくれます。

「ナイトブラ」は肩紐と色のチョイス、立体感に気を付けて

（画像引用：ピーチジョン公式サイト）

ナイトブラは様々な下着メーカーが出していますが、和装ブラの代用としておすすめしたいのは、かわいいデザインが嬉しいピーチジョンの「ナイトブラ」。価格は3,828円(税込)。

ナイトブラはワイヤーが入っていないので、和装ブラの代用品に向いています。その上、ピーチジョンの「ナイトブラ」は、補正効果も高く、胸を押さえつける安定感があるので、和装ブラの代用品にぴったりなんです。

ユニクロやしまむらのブラで補正効果が足りないと感じた人は試してみましょう。

見えないところまでおしゃれしたい人には魅力的な商品です。さらにナイトブラは胸の形がくずれにくいので、安心して着られますね。

ただし上二つに比べ少し紐が細めなので、和装の後肩を出したドレスを切る場合は注意しましょう。

セシールの「さらしみたいなブラ®」は胸の大きい人向け

（画像引用：セシール公式サイト）

とにかく大きな胸を押さえたいという人にはセシールの「さらしみたいなブラ®」がおすすめ。価格は2,739円(税込)、一番大きいサイズ3Lのみ3,069円(税込)。

さらしのような一枚のパットで胸を押さえて胸の形をフラットにし、背中の4段階ホックで締め付けを調節できます。

ストラップは取り外し可能なので、肩ひもの跡が気になる場合はストラップを外せば大丈夫です。

着崩れなくなるという効果はありがたいですね。結婚式やお茶会など絶対に着崩れたくない場では、かなり重宝するでしょう。

こちらもユニクロやしまむらのブラで補正効果が足りないと感じた人におすすめです。

和装ブラを購入し、普段使いにするという手も

（画像引用：フェリシモ公式サイト）

ここまで和装ブラの代用品について紹介しましたがホールド力のある「さらしみたいなブラ」や「ナイトブラ」は3,000円前後とそこそこのお値段になっています。

それならばいっそ和装ブラを買ってしまい、和装ブラを普段使いするという逆転の発想ももちろんありです。

和装ブラは着物用に設計されていますが、普段全く使えないということはありません。

たとえばYシャツを着るときに胸元をすっきり見せるために通常の下着の代わりに着用したり、ナイトブラとして利用することもできます。

フェリシモやワコールの和装ブラなら見た目もかわいいので、普段使いにぴったりです。

まとめ｜和装ブラは代用品でもOK！自分の体に合わせたものを選ぼう

和装ブラについて、その役割と代用品をご紹介しました。

着物を着る機会の少ない人は、わざわざ和装ブラを用意せずに代用品でも十分に綺麗に着られることがわかりましたね。

ただし、これから着物をもっと楽しんでいきたいと考えている人は、思い切って和装ブラを買うのもおすすめします。

和装ブラを使えばさらに美しく着物を着こなすことができ、着物生活を楽しめること間違いありません。

また、あまり着る機会のない人でも、和装ブラをナイトブラなどの普段使いにするという手もあるので、代用品がどうも体に合わなさそうという場合は検討しましょう。