着物買取の基礎知識

上布の着物とは。宮古上布や越後上布の特徴や格、買取相場も紹介

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上布(じょうふ)と呼ばれる織物をご存知でしょうか。上布とは簡単に言うと上質な麻糸で織られた質の良い麻織物のことです。夏の着物地や帯地に用いられ、しっとりと上品な雰囲気を醸し出してくれます。
「上布」で仕立てた着物は着用の時期が限られていることもあり、あまり馴染みがないかもしれません。今回は上布とは何か、そして上布で仕立てた着物の買取相場について紹介します。

上布とは?

振袖04

まずは上布とは何か、特徴や使用シーンなどを見ていきましょう。

上布は国の伝統工芸品にも認められた、麻の高級織物

上布とは最上級の麻織物です。

主として「苧麻(ちょま)」と呼ばれる植物から糸を手で績(う)み、手作業で織り上げられます。1反を織り上げるのに大変な時間と労力を要し、そして熟練した職人技も必要で、出来上がりは正に極上の品です。

「上質な布だから上布」という説や「上納された布だから上布」という説など、諸説あります。仕上がりは薄くてやや透け感があり、通気性が良く、肌触りは滑らか。使うほどに麻の味わいを感じることができます。

上布にはいくつかの種類があり、各土地の気候や風土に合った方法で生産されています。

中には国の伝統工芸品や重要文化財、ユネスコの無形文化財に認められたものもあります。伝統工芸品に認定されるためには、その伝統的な技術や技法はもちろん、製造過程の重要な部分が手作業であることや原料が伝統的に使用されてきたものであることなど、いくつかの要件をクリアしなければなりません。

上布はその品質はもちろん、長い歴史の中で受け継がれてきた高い技術によって織り上げられる、伝統ある高級織物なのです。

上布の着物の格と使用シーン

麻素材はその涼やかな風合いから、基本的にカジュアルな着物として親しまれています

上布で仕立てた着物は麻織物の着物の中でも最高級品ですが、素材自体が麻なので冠婚葬祭などのフォーマルな場で着ることはできません。

上布を着るなら、ちょっとしたおでかけや観劇などがおすすめ。

しっとりと落ち着きのある上品な雰囲気のものが多いので、暑い夏のおしゃれ着としてさわやかで優雅な印象を与えてくれます。

上布の着物を着る時期、季節

6月

上布の着物は特に暑さが増す盛夏、主に7月と8月に着用されます

肌に密着せず、吸湿性があり、通気性もよいので、夏の蒸し暑い時期に最適です。

透け感のある麻の着物は単衣の中でも特に「薄物」と呼ばれ、中の長襦袢と合わせて楽しむこともできます。

最近では6月や9月でも暑い日が多いため、真夏以外でも薄物を着たいというシーンもあるでしょう。

麻は夏らしさが強いため、6月や9月に着るならできれば絽や紗が望ましいですが、だからといって上布を着てはいけないということはありません

その際は色の取り合わせに注意するのがおすすめ。

6月後半であれば夏を思わせる爽やかな色合いを取り入れてもいいですが、9月に入れば少し落ち着いた色合いのものをチョイスすると、季節感に合った装いとなるでしょう。

上布の種類

反物

上布は産地によって種類があり、それぞれの歴史的な背景や特徴を知ると大変興味深いです。

中にはユネスコの無形文化遺産に登録されているものや、国の重要文化財、伝統工芸品に指定されているものがあります。1つずつ詳しく見てみましょう。

越後上布

麻越後上布

越後上布は新潟県小千谷市及び南魚沼市を中心に生産される上布です。その歴史は奈良時代に遡り、当時朝廷に献上されたという布が正倉院に収められています。通気性がよく、肌に触れた感触が気持ちいい、夏にぴったりの織物です

越後上布は厳しい寒さの中で職人の高い技術によって生産されてきました。夏に刈り取った苧麻を農閑期である冬に手績み(てうみ)し、細い糸を作ります。越後上布は経糸と緯糸どちらもこの手績みで撚りあげられた糸で生産されています。そして布を晒すのは雪の上。これは「雪晒し」といって雪国ならではの方法で、雪の上に織り上げた布を晒して漂白する方法です。

越後上布でよく見られる「絣(かすり)」の柄は「手くびり」という手法で柄入れされます。これは糸を染色する時に、色を入れたくない箇所を一つ一つ紐で縛り、それによって絣の模様を出す手法で、絣の模様が細かくなればなるほど紐で縛る箇所は多くなり、柄の出方に大きく影響します。職人の高度な技が必要で、大変手のかかる作業です。

小千谷縮

ちなみに産地が同じ小千谷縮も越後上布と同じ製法です。少し異なる点は、小千谷縮は経糸に強撚糸(撚りの回数が多い糸)を使って織り上げています。そして織り上げた生地を湯もみすることによって表面に小千谷縮独特のしぼが作られるのです。湯もみは小千谷縮の仕上げを左右するとても大切な工程で、職人が力加減を調整しながら行います。

このような製法、そしてその高い品質が長い歴史の中で受け継がれ、越後上布及び小千谷縮は1955年に国の重要無形文化財に指定され、2009年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました

1反作り上げるのに3か月以上もの月日を要すると言われる越後上布。歴史と伝統の重みを感じる逸品です。

薩摩上布

沖縄県で生産される麻織物に「八重山上布」と「宮古上布」があります。

江戸時代、現在の沖縄県は薩摩藩の力が大きく及んでおり、薩摩藩によって八重山上布と宮古上布は「薩摩上布」として江戸に納められていました。この名残でこの2つの上布を「薩摩上布」と呼ぶことがあります。

八重山上布

薩摩上布

八重山上布は沖縄県石垣市及び八重山郡竹富町を中心に生産される上布です。八重山の麻織物の歴史は遠く琉球王国の時代に遡り、琉球王府の人々は上質な麻布を着衣に利用していたと言われています。17世紀になり薩摩藩が琉球を支配し始めると貢納布制度が実施され、八重山上布は貢納布として納められるようになりました。その結果、織物に対して監視や指導が厳しくなり、技術も発展し、様々な織り柄も生まれ、現在の八重山上布ができたとされています。

八重山上布は風通しがよく、また、速乾性にも優れており、八重山上布の着物は暑い夏の日にはとても便利です。絣模様の他、赤縞や紺縞が一般的ですが、動植物をモチーフにしたものもあり、個性的な柄となっています

生産の過程は越後上布同様、苧麻から糸を作るところから始まります。経糸、緯糸どちらも撚りをかけます。

八重山上布の特徴の1つが「刷込捺染(すりこみなっせん)技法」と呼ばれる絣の柄入れの技法です。これは厳密に言うと絣糸の染め方で、「綾頭(あやつぶる)」という独特の四角い道具を使って、竹の櫛で擦り込んで糸を染めていきます。(この作業を捺染と呼びます)こうして染められた糸で、絣の模様を織り上げていくのです。

また、使用される染料は八重山の自然の中にあるものです。その1つ、「紅露(クール)」と呼ばれるヤマイモ科の植物から抽出される赤茶色の染料は、八重山上布の個性的な色合いを生み出しています。

織り上げた生地は約1週間天日に干し、最後の仕上げ「海晒し」をして完成。織り上がった生地を満潮に合わせて海に広げるのが「海晒し」です。太陽の光と海水の効果で、染料はしっかりと定着し、色鮮やかな仕上がりとなります。

明治時代になり、税として納める必要がなくなると、産業として急速に発展し、織機なども考案され進化していきました。その後、第2次世界大戦で大打撃を受け衰退の危機に瀕しましたが、この高い技術と伝統を守ろうと現在も後継者の育成がなされています。

1989年には国の伝統的工芸品に指定され、沖縄県の無形文化財にもなっています

宮古上布

宮古上布着物

(画像引用:宮古島市伝統工芸品センター

宮古上布は沖縄県宮古島市で生産される麻織物です。

「東の越後、西の宮古」といわれるほどその品質には高い評価があり、日本を代表する上布です。歴史を遡ると1583年に琉球王国の王に宮古上布の元となる麻織物が献上されたという記録があります。

その後、八重山上布同様、薩摩藩の支配により貢納布として納められるようになりました。厳しい管理の元で製造技術が向上し、宮古上布の品質は大変良いものでした。そのため、多くの役人が宮古上布を私用に求めました。貢納布として織り上げるだけでも過酷なのに、その上に更なる労働を強いられ、宮古島の人々は苦難の中で宮古上布を織り続けたという悲しい側面もあります。

宮古上布の糸はとても細く、その細さは髪の毛より細いとも言われています。細かい目でしっかり織られていて丈夫。それでいて軽く、光沢もあり、ひんやりとした感触。夏の着物の「最高級品」と呼ぶにふさわしいものです。

宮古上布の柄は伝統的な「十字絣」が有名です。「括り染め」の技法で、白く残す部分を糸で括って染めます。代表的な染料は「琉球藍」。藍は空気に触れると発色するという特徴があるので、「染料に糸を浸す→取り出して十分空気に触れさせる→天日で乾かす」この作業をおよそ20回繰り返し、糸の色に深みを出していきます。

また、宮古上布を作る過程で特徴的なのが「砧打ち(きぬたうち)」という作業です。織り上がった布の両面をでんぷんで糊付けし、小さく折りたたんで木槌で叩きます。およそ3時間、均等に叩くのです。そうすることで、宮古上布特有の、つやのある滑らかな織物に仕上がります。

宮古上布は1975年、沖縄で初めての国の伝統的工芸品に指定されました。また、1978年には国の重要無形文化財にも指定されています

会津上布(会津からむし織)

会津上布

(画像引用:東北の伝統工芸品ホームページ

会津上布は福島県大沼郡昭和村で生産されている織物です。「会津からむし織」とも呼ばれています。からむしとは苧麻のことです。織り始められたのは30年ほど前からで、織物としての歴史はまだ浅いのですが、実はこの昭和村は「越後上布」に使用されている原料の苧麻の生産地であり、数百年に渡って苧麻を供給しています。本州では唯一この昭和村が上布の原料の産地となっています。

会津上布は速乾性があり、吸湿性がよく、肌への密着度も少ないので夏を快適に過ごすのにぴったりの織物です。他の上布同様、作業は糸を作るところから手作業で行われ、地機(じばた)で手織りされます。

2017年に国の伝統的工芸品に指定されました。

近江上布

滋賀県東近江市を中心に生産される近江上布。この湖東地域は鈴鹿山脈からの豊富な湧き水に恵まれ、麻織物の生産にとって必要な環境がすべて整っている、大変恵まれた環境にあります。

近江上布の起源は鎌倉時代に遡ります。鎌倉時代に京都から織物職人がこの地域に移り住み、人々に麻織物の織り方を教え始めたと言われています。江戸時代になると「高宮布」と呼ばれる良質な麻織物が生産されるようになり、将軍家への献上品として彦根藩からの保護も受けるようになりました。近江商人のおかげもあって、この地域の良質な麻織物は全国に広く知られることとなります。

明治維新により産業の構造が大きく変わると、高宮布の生産は減少していきます。しかし、技術の近代化や生産者による組合結成などで産業として発展し続け、1977年には国の伝統工芸品に指定されました。

近江上布は肌触りが柔らかくて優しく、色合いも涼感のあるものが多いです。代表的な模様は絣で、この絣模様を織りなす絣糸の作り方は近江上布の大きな特徴の1つです。

その技法は「櫛押し捺染(くしおしなっせん)」と「羽根巻き捺染(はねまきなっせん)」といいます。

「櫛押し捺染」は、間隔を開けずに糸を縦に何本も並べ、半円形の櫛型の道具に染料をつけ、並べた糸に対して垂直に押し付けることで糸に色を付ける方法。この方法なら何種類もの色付けをすることが可能です。

「羽根巻き捺染」は型紙を使って染色する方法で、型紙捺染とも呼ばれます。羽根という道具に麻糸を隙間なく巻き付け、その上に織りなす文様を描いた型紙を置き、その文様柄で染める方法です。

いずれも近江上布が発展していく中で独自に開発された染め方で、美しく上品な絣模様を生み出しています。

能登上布

麻能登上布

能登では良質な麻糸が作られることから、近江上布の原料として能登の麻糸が使われていました。江戸時代中頃になって、能登でも独自に織物を作ろうということになり、近江から職人を招いて作られるようになったのが能登上布です。

能登上布は主に石川県羽咋(はくい)市で生産されています。この織物の特徴は「蝉の羽」と表現されるほどの薄さと軽さ。さらに感触はさらりとしてしなやかで、湿度の高い蒸し暑い日本の夏に適した、涼やかな着心地です。

「崇神天皇の皇女が能登を訪れた際に野生の麻から糸を作り、自ら機を織って、能登の女性に機織りを教えた」という話があるほど、能登の麻糸には長い歴史があります。能登の麻糸の品質の良さに、近江上布の確かな技術が融合した名品と言えるでしょう。

奈良上布(奈良晒)

奈良上布は「奈良晒」とも呼ばれます。かつて奈良は麻織物の産地でした。奈良晒は厚手で、古くは寺院の袈裟や武士の裃(かみしも)として使用されていました。

16世紀後半、武士をやめて奈良で晒の商いを始めた清須美源四郎(きよすみ げんしろう)により晒技術が改良され、奈良晒は評判に。奈良晒は幕府の御用布としての指定を受け、功績をあげた武士に与えられる最上の着物などに用いられました。「麻の最上は南都なり」といわれるほど高い品質を誇った一級品で、18世紀半ば頃まで奈良晒は大きく繁栄しました。

しかしその後、越後や近江など他の上布の生産も盛んになったこと、そして明治時代に入り、武士がいなくなり主たる顧客を失ったことによって、奈良晒は衰退していきます。

奈良晒は大きく分けて「糸を作る」「織る」「晒す」この3工程に分かれて生産されていました。中でも「奈良晒は苧うみに始まり苧うみに終わる」と言われるほど、織りに辿り着くまでに、糸づくりの作業が大変であったと伝えられています。

現在は奈良県月ヶ瀬村で村の産業として継承され、1983年には奈良晒保存会が発足しました。また、古くから奈良晒の商いをしていた商店によって今でも機織り体験などが企画され、「奈良晒」の名は現代にも受け継がれています。

上布の着物の買取相場

上布で仕立てた着物を処分する場合、着物買取りの相場はどれくらいなのか気になるところです。保存状態が良く上質なものは買取需要が高いので、高額査定も期待できます。

一般的な上布であれば3,000円~10,000円程度が相場

越後上布や宮古上布であれば50,000円以上の値が付くことも珍しくありません

作家ものであればさらに高い値が付きます。

上布は産地が限定されていることから、紬のように産地織物として扱われる場合もあり、着物買取業者によって取り扱いが異なることがあります。WEB査定なども利用し、何社か様子を見るのも一つの手ですね。

上布の買取相場

  • 一般的な上布3,000円~10,000円程度
  • 越後上布  30,000円~100,000円程
  • 宮古上布  30,000円~100,000円程
  • 八重山上布 30,000円~50,000円前後
  • 近江上布  5,000円~20,000円程
  • 会津上布  15,000円前後
  • 能登上布  20,000円~40,000円前後
  • 奈良上布  10,000円~30,000円前後

上布の着物や帯が高価買取されるポイント

招き猫

夏の高級着物「上布」。せっかくならできるだけ高く買取してほしいですよね。

高価買取へと近づけるポイントは以下の4点。

  • サイズは大きいものの方が高く売れやすい
  • シミや汚れ、生地の傷みがなく保存状態がいいほど価値が高い
  • 証紙、落款など着物の価値を証明する付属品は必ず見せる
  • 専門の買取業者に見てもらうのが何より大事

知らないと大損する可能性もあるので、買取に出す前にしっかりと確認しましょう。

サイズは大きいものの方が高く売れやすい

着物のサイズについては、大きいものの方が高価買取されます

というのも着物は着る人に合わせて仕立て直すことが一般的なもの。

大きいものを小さくすることは割と簡単にできる上、おはしょりなどで調節も可能ですが、逆に着物が小さい場合は、縫い代部分に生地が余っていないと広げて大きくすることは難しくなってしまいます。

大きいものの方が融通が利く分買い手が付きやすいので、高価買取が期待できます。

シミや汚れがなく保存状態がいいほど価値が高い。生地弱りもチェック

シミ

シミや虫食いなどについては、表や裏に関係なく、ひとつでもあれば査定価格に影響が出ます。夏に着るものなので特に汗シミを気にしておきましょう。

フリマアプリやネットオークションでの出品だと、シミの有無で買い手がつくかどうかがかなり左右されてしまいます。

できれば染み抜きした状態で出品したいところですが、クリーニングに出せばその分利益がマイナスになってしまうので考えどころですね。

ただしこれはあくまでフリマアプリなどを用いた場合の話。

専門の買取業者では、シミ抜きで取れる汚れかどうかも判断してくれ、それを加味した価格をつけてくれますよっぽどひどい状態でなければ、買取不可とはなりません。

もう一つ気にしておきたいのがシワと生地の傷み。

麻着物はシワになりやすく、座ったときなどにできる膝の裏のシワなどは、常日頃から霧吹きできちんと伸ばしてあげなければいけません

また背縫い部分に負荷がかかりやすいため、普段から居敷当てをつけるなどの配慮をしておくといいでしょう。

証紙、落款など着物の価値を証明する付属品は必ず見せる

証紙や落款は高価買取のキーポイント。

証紙とは、簡単にいうと品質証明書のようなものです。着物の素材や産地、織り方、染め方などが記載され、「この着物は高級品である」と保証してくれます。

たとえば宮古上布には「宮古織物事業協同組合」や沖縄県による検査の証や、国の伝統工芸品マークがつけられています。

証紙が付属している場合は、大切に保管し査定時は必ず提出しましょう。

落款とは、着物作家のロゴマークのようなものです。着物作家には独自の落款(ロゴマーク)を持っている場合があり、着物を手がけた際に「自分が仕立てたものである」と証明するために刻印します。

有名な作家であればその価値を証明することができ、類似品と見分けることもできます。落款はおくみか襟先にあることが多いです。

ただし、ない場合でも即偽物というわけではありませんし、買取してもらえないわけでもありません。保存状態によっては高価買取をねらえるので、あきらめずに買取に出してみましょう。

専門の買取業者に見てもらうのが何より大事。できれば複数の業者に見積もりを

悩む人

着物を売る方法はいくつありますが、高額買取されやすいのはやはり専門の買取業者です。着物専門の査定士は、実績も豊富なので大切な着物を正しく評価してくれ、安く買いたたかれてしまう心配がありません。

買取業者に依頼したい場合、インターネットや電話での査定依頼が簡単です。査定は自宅や店頭宅配などの種類があるので、予定に合わせて選ぶこともできます。

査定価格に同意すれば、その場で買い取ってもらえるので手間もなし。もし買取価格に納得できなくても、査定自体は無料なので損になることはありません

またできれば一社ではなく複数の業者に査定を依頼するのも、より高く買い取ってもらえるポイントになります。

上布の着物を高価買取してくれるおすすめ買取業者

きものたくさん

上布の着物を買取査定してもらいたい場合におすすめの着物買取業者を紹介します。

バイセル

バイセルロゴ

バイセルの基本情報
キャン
ペーン
最大現金10万円
プレゼント
※5,000円以上の買取
(抽選5名/宅配は対象外)
買取方法/
エリア
出張買取:全国
持込買取:13か所
宅配買取:全国
(一部離島除く)
申込方法 インターネット
電話
受付時間 24時間365日
(訪問は9時~17時)
買取額の
支払い
出張買取:その場現金
持込買取:その場現金
宅配買取:約2営業日以内銀行振込
公式サイト 公式サイト

バイセルは2年連続「出張買取顧客満足度一位」の実績ある着物買取業者

全国対応の出張買取がメインで、北海道から沖縄まで最短即日で査定をしてくれます。

出張費や査定料は当然無料で、少量の着物でも査定が可能。逆に大量に着物を売りたいときも、着物専用倉庫を持っているバイセルならば無料で引き取ってもらえます。

ただし持ち込み買取の場合、当日持ち込み可能な店舗数は、名古屋栄セントラルパーク店、横浜元町店、有楽町店、東京本社(要予約)の4店舗と少ないので要注意。

着物買取「バイセル」で無料査定

着物買取「バイセル」の評判や詳細

福ちゃん

福ちゃんロゴ

福ちゃんの基本情報
  買取金額20%UP
(宅配・持込は対象外)
買取方法/
エリア
出張買取:全国対応
持込買取:11か所
宅配買取:全国対応
申込方法 インターネット、LINE
電話
来店(予約不要)
受付時間 9:00~20:00
※年末年始を除き無休
来店の場合は、店舗により異なる
買取額の
支払い
出張買取:その場現金
持込買取:その場現金
宅配買取:1~5 営業日後銀行振込
公式サイト 公式サイト

福ちゃんは600万件もの買い取り実績のある着物買取店。

出張、宅配、持ち込みの買取査定が可能です。ただし店舗数は少なめでエリアが限られているため、店舗の無い地域では出張買取か、宅配買取を選ぶようにしましょう。

また、メールやLINEを使った簡易査定もできるので、実際の査定を依頼する前に目安を知りたい、他の業者との見積もりを比較したいというときにも便利に使えます。

着物買取「福ちゃん」で無料査定

着物買取「福ちゃん」の評判や詳細

まとめ

肌さわがよく、上品な上布は麻の高級織物。見た目も着心地も涼やかなので、おしゃれな夏の着物として親しまれています。

そのため手放す際にはきちんと着物の価値がわかる人に査定してもらうのが望ましいでしょう。

リサイクルショップやフリマアプリなどではきちんとした値段がつかない場合があるので要注意。

できれば信頼のおける着物の買取専門業者に依頼し、次に大事にしてくれる人の元へ大切な上布をつないであげましょう。

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